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上天草総合病院(龍ケ岳)ぜんそくセンター 惜しまれ閉所
上天草市龍ケ岳町の市立上天草総合病院(樋口定信院長)で二十四日、小児ぜんそくの治療で全国的に注目された「ぜんそくセンター」の閉所式があり、元利用者など約三百五十人が閉所を惜しんだ。
ぜんそくセンターの思い出を語る元利用者(左)=上天草市立上天草総合病院
同センターは一九六九(昭和四十四)年に設立。主に小中学生を長期入院させ、恵まれた自然環境やプールを利用した鍛錬でぜん息の発作を予防する療法を実施。三十八年間で、短期の学級を含め、約五千人が利用したという。
医薬品の発達などで発作の予防・治療法が確立されたことなどから利用が減少。診療報酬改定で不採算になったこともあり三月いっぱいでの閉所を決めた。
式では、樋口院長が「長く続けたかったが、行政の支援も受けられず閉所になった。ぜん息治療は今後も続けていく」とあいさつ。
元利用者を代表して公務員の松尾国亮さん(27)=京都府=ら三人が「ぜん息も良くなり、ここでの生活は楽しい思い出。閉所は残念だが、センターの成果が今後の医療に生かされることを期待します」とセンターの思い出を語った。(高橋俊啓)
(熊本日日新聞2007年3月25日付朝刊)
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