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完全分煙の流れ、パチンコ店にも
 パチンコ店を全国展開するダイナム(本社・東京都荒川区、二百九十四店)はこのほど、菊池郡大津町の熊本大津店を禁煙と喫煙のエリアに完全分割する試みを始めた。健康増進法の施行を契機に高まった受動喫煙防止策への関心にこたえるため、テストケースとして初めて取り組んだ。

 業界のパチンコ店利用実態調査によると、パチンコ愛好者の喫煙者率は46・5%。「全国たばこ喫煙者率調査」(二〇〇五年、JT調査)の喫煙者率29・2%に比べ大きく上回っている。

 一方、パチンコ店を利用しない人を対象に理由を聞いた調査では、六割以上の人が「雰囲気(音、たばこ)が良くない」と回答。業界では一部に全館禁煙の店舗や、限定的に禁煙席を設けるなどの動きがあるものの、「愛好者の喫煙率の高さなどから、非喫煙者への配慮は消極的にならざるを得ない」(同社)のが実情という。

 大津店は〇六年九月オープン。十二月末に店内を改装し、中央通路を挟んで右側を禁煙エリア(二百四十台)、左側を喫煙エリア(同)とした。空調設備の更新により、喫煙エリアのたばこの煙が禁煙エリアに流れないよう配慮した。

 同社は「特に女性など、たばこの煙を嫌って来店を避けていた人の集客と、喫煙者でも周囲に気兼ねせず楽しめる環境づくりが狙い。同店での反応を見た上で、他店への拡大を検討する」としている。(森紀子)

  (熊本日日新聞2007年1月4日付朝刊)

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