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発達障害早期発見へ 城南町で県内初の「5歳児検診」
 発達障害の発見と早期の療育開始を目的に、下益城郡城南町が「五歳児検診」を実施、四日までに結果をまとめた。特徴の見つかったうち67%が三歳時点の検診で見過ごされていた。五歳児検診は県内で初めてで、他の市町村の注目を集めている。

 幼児は精神的成長の差が見えにくく、通常の一歳半と三歳児の検診では発達障害の発見は難しいとされている。障害が見過ごされたまま小学校に入る場合も多い。このため同町は、鳥取市など先進地の取り組みを参考に、二〇〇七年度に独自の検診を実施した。

 検診は五歳児全員を対象とし、そのうち90%の百十二人が受診。事前に保護者らに記入してもらった調査票を参考に、医師、心理士、保健師らスタッフが検診した。

 その結果、七人(受診者の6%)を「発達障害の疑い」とし、ほか二十一人(19%)を「経過を観察していく必要がある」と判断した。

 両方を合わせた二十八人のうち、67%の十九人は三歳までの検診で発達障害について何の指摘も受けておらず、検診の必要性が浮き彫りになった。

 町健康福祉課は「病院受診や療育に必要な期間を考えると、五歳児検診では少し遅すぎるとも感じた。今後のさまざまな課題が見えてきた」と話している。(農孝生)

 (熊本日日新聞2008年4月5日付朝刊)
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