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タミフル安全対策を探る臨床試験実施へ、中外製薬
  中外製薬(東京都中央区)は18日、次期インフルエンザシーズン(07年/08年インフルエンザシーズン)に向け、服用後の転倒や飛び降りなど異常行動が相次ぎ表面化しているインフルエンザ治療薬「タミフル」の安全対策を探るため実施する臨床研究の内容などを発表した。

 まず、これまでの副作用報告例では睡眠との関連が指摘されていることから、健康な成人男子(20歳以上―25歳未満)を対象に今年7月―12月にかけて睡眠検査室試験でタミフル服用時の睡眠への影響を調べる。被験者は12人以上が目標で偽薬と比較する二重盲検無作為割付クロスオーバー法を用いる。また脳脊髄(せきずい)液中への薬物移行に関しても臨床試験する。

 睡眠検査室試験は、睡眠時にポリグラフを使い睡眠ステージを分類し睡眠の質を評価する。クロスオーバー法は、投薬第T期に実薬(タミフル)を投与した対象者が、投与第U期では偽薬を投与するという試験方法。九月末までに中間報告をまとめる。

さらにラットを使った脳、脳脊髄液と血しょう中濃度の測定、幼若ラットや成熟ラットを用いた毒性試験なども計画している。(南里秀之)

(くまにちコム「健康・医療」2007年6月18日付)
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