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厚生労働省は2日、抗インフルエンザウイルス治療薬「タミフル」と異常行動の因果関係を調べるため、4日に開かれる薬事・食品衛生審議会安全対策調査会の委員4人と参考人17人を明らかにした。このうち委員の池田康夫・慶応大医学部長が出席を辞退したと発表した。
厚労省によると、池田氏の出席辞退はタミフルを輸入販売している中外製薬(東京都中央区)が実施したタミフルとは別の薬剤の治験に参加したためとしている。タミフル以外の案件を検討する際は調査会に出席するという。
安全対策調査会の委員は05年の設置当初は四人だったが、池田医学部長の辞退で、土屋文人・東京医科歯科大付属病院薬剤部長、中沢憲一・国立医薬品食品衛生研究所薬理部長、松本和則・国際医療福祉大学教授の3人になった。
さらにインフルエンザ治療に詳しい医師や市民団体の代表など17人が参考人として選ばれた。
厚労省は今回の委員選考に際し、(1)2000年12月のタミフル承認以降、中外製薬から寄付金または委託研究費を受け取っていない(2)タミフルの治験に関与していない(3)タミフルの承認以降、中外製薬が実施した治験に関与していない、の3点を条件に挙げていた。
厚労省は4日の調査会に対し、中外製薬から既に報告されている副作用が疑われる事例約1800件を詳しく報告、各委員の考えを聞くことにしている。 (南里秀之)
(くまにちコム「健康・医療」2007年4月4日付)
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