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タミフル10代に処方中止 厚労省、異常行動で指示
 厚生労働省は21日、インフルエンザ治療薬「タミフル」(一般名リン酸オセルタミビル)の服用後に異常行動を起こした10代の患者が新たに2人判明したとして、輸入販売している中外製薬(東京都中央区)に対し「10歳以上の未成年患者には、ハイリスク患者と判断される場合を除き、原則、使用を差し控えること」と添付文書の警告欄を改訂し、緊急安全情報を医療機関に配布するよう指示した。

 厚労省によると、タミフルを服用したいずれも12歳の男児が自宅の2階から飛び降りて骨折するという異常行動を起こしていたという症例が20日、新たに相次ぎ判明した。

 タミフル服用後に異常行動を起こした10代の患者は、2月から3月にかけて、自宅マンションから飛び降り死亡した2人を含め計4人に上ったため、厚労省は「因果関係は不明だが、一層の注意を喚起する必要がある」と判断し緊急に指示した。

 この指示に基づき、中外製薬はカプセルとドライシロップのタミフルの添付文書を改訂。@10歳以上の未成年者の患者は、合併症、既往歴等からハイリスク患者と判断される場合を除き、原則として使用を差し控えるA小児・未成年者(0歳〜10歳未満)が服用した場合は、異常行動が起こる恐れがある、自宅療養は少なくとも2日間、保護者が患者を一人にしないようにするを家族に説明するよう明記する。ただ、インフルエンザ脳症等でも同様な症状が現れるとの報告があることも併せて説明する。

 中外製薬医療情報センター フリーダイヤル0120(189)706  (南里秀之)

(くまにちコム「健康・医療」2007年3月21日付)
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