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鳥インフルエンザワクチン 化血研の開発、足踏み状態
 化学及血清療法研究所(化血研、熊本市)が進めているH5N1型鳥インフルエンザウイルスに対するワクチンの開発が、生産工程を見直したため臨床試験段階で足踏みしている。二月中旬にも臨床試験を再開させ、製造販売の承認を目指す。

 同ワクチンは、高病原性のH5N1型鳥インフルエンザウイルスがヒトからヒトへの感染力を獲得する事態を想定し、国立感染症研究所(東京都新宿区)の主導で国内四大ワクチンメーカーが協力し開発を進めている。

 化血研以外の三大メーカーは一月中に臨床試験を終了、一日まで厚生労働省に対する製造販売の承認申請も終えている。

 しかし化血研は、効率生産するため採り入れた新工程が原因で臨床試験が不調に終わった。このため生産工程の見直しを迫られ開発を中断。承認申請の時期は分からないとしている。

 厚労省は、国内で鳥インフルエンザ感染の懸念が高まった際、医療従事者や救急隊員らに接種する「プレパンデミックワクチン」一千万人分の備蓄計画を進めている。四大メーカーが昨年九月から生産中で、こちらの方は化血研も順調に進んでいる。(鹿本成人)

 (熊本日日新聞2007年2月3日付朝刊)
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