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鳥インフルワクチンの製造販売 GSK欧州委員会に承認申請
 英グラクソ・スミスクライン社は、高病原性のH5N1型鳥インフルエンザウイルスに対するプレ・パンデミックワクチンの製造販売を、欧州医薬品委員会に承認申請した。

 このワクチンは、H5N1型鳥インフルエンザウイルスの抗原成分であるHAタンパクを精製した「スプリット抗原」と呼ばれる抗原を使用するとともに、独自開発した免疫増強剤(アジュバント)を組み込み、3.8マイクログラムという少量の抗原で高い免疫応答の引き出しを可能にした。いわば“抗原節減型ワクチン”といえる。

 ベルギーで実施された臨床試験によると、3.8マイクログラムという低用量の抗原を、独自開発のアジュバントと組み合わせ21日間間隔で2回接種した。その結果、80%以上の人から、EU規制当局の基準値を上回る高い免疫応答が確認された。

 同社は「抗原に対する免疫応答の大きさから、新しいアジュバントを使うことで変異したH5N1型のウイルス株への予防効果も期待できる」としている。今後、世界各地の現地法人を通じて各国の規制当局に販売承認を申請していく予定。(南里秀之)

 (くまにちコム「健康・医療」2007年2月2日付)
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