くまにち.コム  
3大生活習慣病やこころ、こどもの病気など、最新治療法や先端医療の現状をお伝えします。  
   
ホーム > 読むクスリ > 感染症 >   
読むクスリ
メール健康相談
休日在宅医 お役立ちリンク
お知らせ
フリーワード検索

     
肥後医育塾
笑顔ヘルCキャンペーン
メディカルネット
デリすぱホームドクターガイド



皮内投与のインフルエンザワクチン
 仏サノフィ・アベンティスグループのサノフィパスツール社は、細いガラス針を使うマイクロインジェクション法で皮内(皮膚の真皮層)に投与(注入)する新しい季節性インフルエンザワクチンの製造販売を欧州医薬品審査庁(EMEA)に承認申請した。

 ヒトは年齢とともに免疫機能が低下、60歳以上では感染に対し感受性が高くなる半面、ワクチンに対する反応が弱くなる。このため高齢者がインフルエンザウイルスに感染した場合、肺炎など重い合併症を発症しやすい。一方、皮膚の真皮層には高密度で特殊な免疫細胞があり、効率的に免疫応答を活性化させることができる。皮内投与によってワクチンは皮膚の真皮層に確実に注入され、高い抗インフルエンザウイルス効果が望めるという。 

 申請前の臨床試験には、成人や高齢者が7、000人以上参加。従来の筋肉投与によるインフルエンザワクチン接種と比較して、臨床試験で使ったすべてのインフルエンザウイルス株で皮内投与は高レベルの免疫応答を示した。(南里秀之)

(くまにちコム「健康・医療」2008年2月29日付)
※ この記事へのご意見、ご感想をお寄せください。あて先は iryou@kumanichi.co.jp
 
  無断転載は禁じます。
掲載の記事、写真等の著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun
  (c) 熊本日日新聞社 〒860-8506 熊本市世安町172