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| 皮内投与のインフルエンザワクチン |
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仏サノフィ・アベンティスグループのサノフィパスツール社は、細いガラス針を使うマイクロインジェクション法で皮内(皮膚の真皮層)に投与(注入)する新しい季節性インフルエンザワクチンの製造販売を欧州医薬品審査庁(EMEA)に承認申請した。
ヒトは年齢とともに免疫機能が低下、60歳以上では感染に対し感受性が高くなる半面、ワクチンに対する反応が弱くなる。このため高齢者がインフルエンザウイルスに感染した場合、肺炎など重い合併症を発症しやすい。一方、皮膚の真皮層には高密度で特殊な免疫細胞があり、効率的に免疫応答を活性化させることができる。皮内投与によってワクチンは皮膚の真皮層に確実に注入され、高い抗インフルエンザウイルス効果が望めるという。
申請前の臨床試験には、成人や高齢者が7、000人以上参加。従来の筋肉投与によるインフルエンザワクチン接種と比較して、臨床試験で使ったすべてのインフルエンザウイルス株で皮内投与は高レベルの免疫応答を示した。(南里秀之)
(くまにちコム「健康・医療」2008年2月29日付)
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