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インフルエンザ 県内、流行早まる兆し 医師ら予防接種呼び掛け
 県内のインフルエンザの流行が早まる兆しを見せている。国立感染症研究所が四日、医療機関が報告した患者数から「全国的な流行開始」と公表していたが、県内では少なかった患者数がここにきて急増。八十の観測医が県に報告する患者数も十〜十六日までの一週間で三十五人と前週(九人)の四倍に増えた。年末年始は休診する医療機関が多いため、注意が必要だ。

 県健康危機管理課によると、県内のインフルエンザの患者数は十月末から報告が始まり、今月九日までは一週間に十人以下で推移。しかし、十六日までの週になると一挙に二けた台に増加した。同課は「今後も増えることが予測される。例年より流行が早まる可能性もある」とみて、注意深く見守っている。

 熊本市渡鹿の開業医(60)の元には、二十代女性がけん怠感と三八度以上の発熱を訴えて受診。簡易検査でインフルエンザと判明した。「全国的に流行が早いと聞いていたので、ついに始まったかという感じ。数日中に患者が拡大するのではないか」と心配する。

 同市坪井の開業医(53)も「これから年末年始の帰省で人の移動が始まる。県内でも流行が早まる可能性がある」と警戒。予防にはワクチンが有効だが、効果が出るまで数週間かかるため、県内の医師らは「早めの予防接種を」と呼びかけている。(田端美華)

(熊本日日新聞2007年12月23日付朝刊)
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