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骨粗鬆症に新たな治療法
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独立行政法人理化学研究所(埼玉県和光市)と中部大(愛知県春日井市)などの研究グループは、放線菌が作り出す「リベロマイシンA」が、破骨細胞に対し選択的にアポトーシス(細胞の自殺死)を導き、骨吸収を阻害することを突き止めた。
リベロマイシンAは、がん細胞の増殖抑制活性を指標にして、研究グループが放線菌の培養液から初めて見つけた低分子化合物。この生物活性の解析を進める中、研究グループはがん細胞の増殖を抑制する数十〜数百倍の低濃度で、破骨細胞を狙い撃ちして細胞死に導くことを明らかにした。
破骨細胞は、骨粗鬆(こつそしょう)症の発症や進行に重要な役割を果たしている。このため研究グループは、卵巣を摘出した骨粗鬆症モデルのマウスに対し、リベロマイシンAを1日2回連日投与し、骨破壊が約60%抑制されるという効果を実証した。
国内の骨粗鬆症の患者は1000万人を超え、治療の第一選択薬はビスフォスフォネート剤とされている。ただ骨への長期蓄積性や、あご骨壊死(えし)といった副作用が報告されている。
(熊本日日新聞2006年3月29日付「夕刊メディカル」) |
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