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トシリズマブがリウマチ患者の関節の構造的損傷の進行を抑制
 世界15カ国の中等度から重症のリウマチ患者1、196人を対象にした国際多施設臨床試験で、リウマチ患者の標準的治療薬メトトレキサートの単独投与群とトシリズマブ(商品名アクテムラ)とメトトレキサートの併用投与群を1年後に比較した結果、関節リウマチ治療の有効な指標になる関節の構造的損傷の進行が併用投与群で有意に抑制されていたことが分かった。

 また直前の週の患者の身体能力と不快感を評価するHAQと呼ばれる指標でも併用投与群は身体機能が有意に改善されていた。

 この臨床試験では、トシリズマブは4r/sもしくは8r/sを4週間に1回投与した。参加した患者は、既にメトトレキサートで治療して十分な効果が得られていなかった。重い副作用として感染症やアナフィラキシーなどが報告された。(南里秀之)

(くまにち「健康・医療」2008年5月23日付)
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