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関節リウマチ治療薬「ヒュミラ」の製剤販売を承認
 厚労省は、アボット・ジャパン(東京都港区)とエーザイ(東京都文京区)が申請していた関節リウマチ治療薬「ヒュミラ皮下注射剤」(一般名アダリムマブ)の製造販売を承認した。

 ヒュミラは、ヒト型ヒトTNFαモノクロナール抗体と呼ばれる生物学的製剤(抗体医薬品)。関節リウマチなど自己免疫疾患の炎症反応を引き起こしたり、増強したりする中心的なタンパク質のTNFα(腫瘍壊死因子α)の活性化を妨げる。

 米アボット社が開発し、米国では成人の関節リウマチをはじめ4歳以上の多関節型若年性特発性関節炎など6つの適応症で承認済み。世界では75カ国が関節リウマチ治療薬として承認、25万人以上に使われているという。

 日本では2000年に臨床試験を開始。これまで関節リウマチ患者約400人に投与し、症状を抑制する有効性と安全性が確認された。発売後は使用患者全員を登録し、一定期間の追跡調査を実施する。

 ヒュミラについて、両社は乾癬(かんせん)を追加適応症として承認申請中。さらに臨床試験中のクローン病に続き、強直性脊椎(せきつい)炎、若年性関節リウマチ、潰瘍(かいよう)性大腸炎でも適応症の追加承認を目指し臨床試験に着手するとしている。 (南里秀之)

(くまにち「健康・医療」2008年4月26日付) 
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