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| ヒッププロテクターに股関節骨折の予防効果なし |
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高齢者が転倒した際、ヒッププロテクターの装着は股(こ)関節の骨折予防に効果があるとされているが、米ボストンの加齢研究所の研究グループは、ナーシングホーム37施設の入所者1000人以上を追跡調査した結果、プロテクター装着は股関節の骨折予防に有効性はないとする論文を米国医師会雑誌(JAMA)に発表した。
ヒッププロテクターは衝撃分散タイプと吸収タイプがある。入所者には無作為に左右いずれか片方に装着してもらった。試験期間は2002年10月〜04年10月の2年間、プロテクターの装着側と未装着側の臀部(でんぶ)の股関節骨折を主要評価項目にした。
実際の追跡調査期間は20カ月間、参加者は1042人(平均年齢85歳)、平均参加期間7.8カ月間。プロテクター装着の遵守率は平均73.8%だった。
その結果、プロテクターの有無の違いによる左右の股関節骨折のり患率に有意差はなかった。装着の遵守率80%超の334人に限っても、り患率に有意な差はなかったという。
(熊本日日新聞2007年8月22日付夕刊メディカル)
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