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関節リウマチの新治療薬「エンブレル」発売

 ワイス社(東京都中央区)と武田薬品工業(大阪市)が、新しい関節リウマチ治療薬「エンブレル」(一般名エタネルセプト)を発売した。

 関節リウマチは自己免疫疾患の一つ。関節に炎症が起こり、徐々に関節が破壊される。「腫れと痛み」が特徴で国内の患者は約70万人。発症のピークは30代―40代、男女別では女性が男性の5―6倍という。

 エンブレルは、炎症に直接関係するサイトカイン(活性因子)の働きを抑え症状を改善する。1日1回、週2回、皮下注射で投与する。国内の臨床試験を担当した東京医科歯科大(東京都文京区)の宮坂信之・膠原(こうげん)病・リウマチ内科教授は「エンブレルの投与開始から2週間後に症状改善が認められ、2カ月後に痛みがほとんどなくなった患者もいた」。

 ただ既に発売されている海外では投与された患者が重い感染症になり死亡した例などが報告されており、2社は市販後の全例調査をする。

 (熊本日日新聞2005年4月13日付「夕刊メディカル」)

 
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