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厚労省、小腸でのコレステロール吸収を阻害する新タイプ高脂血症治療薬を承認
 厚生労働省は18日、小腸でのコレステロール吸収を阻害する新しいタイプの高脂血症治療薬「ゼチーア錠」(一般名エゼチミブ)の販売を承認した。

 生体内のコレステロールは、肝臓で合成されるか、小腸で吸収されるかに大別される。このうち小腸で吸収されるコレステロールは、肝臓から小腸に排せつされる胆汁性コレステロールと、食事に含まれる食事性コレステロールがある。

現在、高脂血症治療薬の主力であるスタチン(HMG―Co還元酵素阻害薬)は、肝臓でコレステロールが合成される時に必要な「HMG―Co還元酵素」と呼ばれる酵素の働きを妨げる。

一方、ゼチーアは、小腸での胆汁性と食事性のコレステロール吸収を選択的に阻害し、血中のコレステロールを低下させる。具体的には、小腸コレステロールトランスポーター(輸送タンパク)の作用を特異的に抑制し、小腸からのコレステロール吸収を妨げる。

このコレステロールトランスポーターが特定されたことによって、小腸からのコレステロール吸収というメカニズムが初めて立証された。

 ゼチーアは1日1回服用。米シェリング・プラウ・コーポレーション社が開発し、既に米国やEUなど世界90カ国以上で承認されている。(南里秀之)

(くまにちコム「健康・医療」2007年4月19日付)
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