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降圧薬「バルサルタン」を治療薬に追加

 EU14カ国がARBと呼ばれる新しいタイプの降圧薬「バルサルタン」(商品名ディオバン)を心不全治療薬として承認する審査を終了した。

 バルサルタンは高血圧症や心筋梗塞(こうそく)後の治療薬として既に承認されており、心不全も含めARBでは初めて3つの疾患に使える。

 審査は、Val―HeFTという大規模臨床試験の結果を使った。16カ国・302施設で通常の心不全治療薬を服用している患者5010人を対象に、バルサルタンとプラセボ(偽薬)の効果を比較。その結果、通常の心不全治療薬を服用している患者の総死亡率と別の心疾患合併症率の合算率を13.2%、心不全による入院を27.5%減少させた。

 開発したスイス・ノバルティスファーマ社は「ディオバンが高血圧症から心筋梗塞後そして心不全という一連の心血管疾患治療で有効なことが示された」としている。

 (熊本日日新聞2005年7月6日付「夕刊メディカル」)

 
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