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メタボ健診の腹囲測定 自分で測っても着たままもOK
 放置しておくと糖尿病や脳卒中などになりかねないメタボリック症候群を減らすため、四月から導入された特定健診制度には「腹囲測定」がある。

 他人に腹回りをじかに測られることに抵抗がある人もいるため、厚生労働省は着衣のままや自分で測定する方法なども認める。

 特定健診は四十〜七十四歳が対象で、受診者に腹囲測定を受ける義務はない。しかし健康保険組合などには実施する義務があり、測定を受ける加入者が少ないと、罰則が科せられかねない事情にも配慮したためとみられる。

 測定は内臓脂肪型の肥満の人がメタボリック症候群になる可能性が高いとして実施、衣類を脱いだ状態が原則としている。ただ、体に触られるのがどうしても嫌といった人に限り、測定者のそばで正しい位置を確認しながら自分で測ったり衣類の上から測定してもらうことを認める。

 また医師の判断で、体重を身長の二乗で割った体格指数(BMI)が二〇以上で二二未満とメタボの可能性が低い人は自己申告でもOK。二〇未満の人は可能性がさらに低いため測らなくても構わない。

 厚労省は「着衣との差は一・五センチ程度。体重なども衣類を着て測定しており、問題ない」(生活習慣病対策室)と話している。

 腹囲測定で、男性八五センチ以上、女性九〇センチ以上か、BMIが二五以上の場合、血圧、脂質、血糖の中で異常が二つ以上なら該当者、一つなら予備軍として保健指導を受け、運動や食事など生活習慣の改善を求められる。

 腹囲の測定値が得られないと受診率が低くなるが、低い健保組合や国民健康保険を運営する市町村は、罰則として七十五歳以上の医療費に充てる支援金の額が増やされる可能性がある。その場合は加入者の保険料も引き上げられることもある。

(熊本日日新聞2008年5月3日付朝刊)
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