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「世界レベル」の心臓手術を 日本大医学部の南教授 熊本赤十字病院チームに
熊本赤十字病院の心臓チームスーパーバイザーに就任した日本大医学部心臓血管外科教授の南和友氏=熊本市長嶺南
 世界で最も多くの心臓手術と心臓移植を手掛けている日本人外科医として知られる日本大医学部心臓血管外科教授の南和友氏(61)が、熊本赤十字病院(熊本市長嶺南)の心臓チームスーパーバイザーに兼務就任した。四日、同病院が新設した「心不全外科専門外来」で診療を始めた。

 南氏は、京都府立医科大を卒業後、ドイツに留学。年間手術数六千例という世界トップ級の心臓病センターの創設に参画し、副所長や教授を歴任。三十年にわたり、バイパス手術や人工心臓の植え込み、心臓移植を手掛け、執刀数は二万例以上に上る。

 二〇〇五年に帰国して日本大教授に就任。ドイツ時代、南氏の下で学んだ医師らが熊本赤十字病院にいる縁で、スーパーバイザーに就任した。新設の心不全外科専門外来は、同じスーパーバイザーの前京都第一赤十字病院心臓外科部長の中島昌道氏(65)と二人で、内科的治療が難しい重度の心不全患者の治療に当たる。四日も外来診察後、心臓バイパス手術を執刀した。南氏の診療は偶数月の第一金曜日。

 南氏は「熊本の心臓外科のさらなるレベルアップと重度の心不全患者に対し選択肢が広がる医療を提供したい。心臓移植ができるような地盤固めをし、臓器移植の大切さを訴えたい」と話している。(田端美華)

(熊本日日新聞2008年4月5日付朝刊)
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