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白内障、加齢黄斑変性 中高年の眼病分かりやすく
「眼のアンチエイジング」 宇土市の眼科医出版
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宇土市の「むらかみ眼科クリニック」院長で順天堂大客員准教授の村上茂樹さん(47)が、中高年に多い目の病気を分かりやすく解説した「白内障 加齢黄斑変性」(熊本日日新聞社)を出版した。「眼(め)のアンチエイジング」と銘打ったシリーズの第一弾。
眼の仕組みや、加齢とともに水晶体が濁る白内障、中高年に多い加齢黄斑変性を中心に紹介。
白内障の最新治療として、わずか二ミリ程度と従来の六分の一ほど切開すれば済み、体への負担も少ないMICS(極小切開法)などを、患者の体験談も交えて解説。網膜の中心部の障害で見えづらくなる加齢黄斑変性は、光線力学療法という特殊なレーザー光治療で視力低下を抑えられるという。
さらに、紫外線や青紫色光、喫煙、緑黄色野菜の摂取不足など、眼の健康に有害な危険因子を指摘。生活習慣や食生活の改善など、眼病の予防や早期発見のアドバイスも豊富に盛り込んだ。
村上さんは山口県萩市出身。順天堂大医学部を卒業後、一九九六年に宇土市で開業。日本眼科学会、日本東洋医学会、日本抗加齢医学会の認定専門医の資格を持つ。
成人後に視力が弱まり、矯正視力でも0・1以下の著しい視力障害を社会的失明という。村上さんは「平均寿命が延びる一方で、社会的失明は増えている。患者さんを眼病への不安から救いたい」と話している。
四六判、二六八ページ、千二百六十円。書店や熊日販売センター、熊日情報文化センター(電)096(361)3274で取り扱っている。
次回は、緑内障、糖尿病網膜症を取り上げる予定。
(高本文明)
(熊本日日新聞2007年9月8日付朝刊)
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