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薬害肝炎根絶訴え 被害者を支える会 福岡地裁判決控え集会
 「熊本の薬害肝炎被害者を支える会」(代表・原田正純熊本学園大大学院教授)は二十二日夜、熊本市のくまもと県民交流館パレアで「薬害根絶を熊本から求める集会」を開いた。

薬害根絶を求めて開かれた集会=22日夜、熊本市
 集会は、汚染された血液製剤でC型肝炎に感染した患者らが、国と製薬会社に損害賠償を求めた「薬害肝炎九州訴訟」の判決が三十日、福岡地裁で言い渡されるのに合わせて企画。約百人が参加した。

 パネルディスカッションでは、九州訴訟の原告や弁護士、薬害スモンの患者ら四人が意見交換。

 同訴訟の原告で、熊本市の出田妙子さん(48)は「肝炎に感染し、いつ病気が進行しないか不安の中で過ごしてきたが、自分が被害者であることを知り、病気と闘う気持ちが起きた」と強調。「失った歳月は戻らないが、自らの手で勝利を勝ち取りたい」と訴えた。

 原告弁護団の古賀克重弁護士は「六月の大阪地裁判決では、救済されない人も出た。三十日の福岡判決は、薬害根絶の一歩になるよう勝ち抜かなければならない」と語った。

 この後、患者救済の恒久対策や薬害根絶を求める集会アピールを採択した。(本田清悟)

  (熊本日日新聞2006年8月23日付朝刊)
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