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国内初の高インスリン血性低血糖症の治療薬を承認
 厚労省は、シェリング・プラウ社(大阪市)が申請していた国内初の高インスリン血性低血糖症治療薬「アログリセムカプセル」(一般名ジアゾキシド)の製造販売を承認した。  海外の承認薬で国内では認められていない薬剤の扱いを協議する、厚労省の未承認薬使用問題検討会が05年4月、早期の承認申請を要請していた。

 高インスリン血性低血糖症は、主に新生児や乳幼児が発症する。膵臓(すいぞう)のすべて、または、一部のインスリン分泌が制御されないため、低血糖の症状が現れる。早期治療しないと死亡するほか、発育が遅れたり、知能障害や運動障害を残したりする重い病気。国内の発症例は年間約30人とされているが、生まれた直後の新生児は必ず血糖値を測定するため、早期に診断されるケースが多いという。

 アログリセムは、米シェリング・プラウ社が1960年に開発。膵臓(すいぞう)のβ細胞からのインスリン分泌を抑えて血糖の上昇を促す。76年に米国で承認されたのを皮切りに30カ国以上で認められている。高インスリン血性低血糖症の第一選択薬で血糖値を長期管理できる。(南里秀之)

(くまにちコム「健康・医療」2008年4月24日付)

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