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「二次性糖尿病」への理解低い 意識調査結果
 ノバルティスファーマ社(東京都港区)のアクロメガリー広報センターは、全国の糖尿病患者の男女1,020人(35歳以上〜65歳未満)を対象に実施した「二次性糖尿病への理解に関する意識調査」の結果をまとめた。

 二次性糖尿病は、慢性肝炎や肝硬変、アクロメガリー(先端巨大症)など、他の病気が原因になって引き起こされる。意識調査は、糖尿病の潜在的な原因の一つにアクロメガリーがあることを知ってもらうため、インターネットを使って10月に試みた。

 調査結果によると、血糖値のコントロール状況を尋ねた設問に対し、全体の20.8%が「良好でない」「あまり良好でない」と回答。うち65.1%は「症状が改善されるなら原因を調べてみたい」と考えていることが分かった。

 そんな患者のうち二次性糖尿病の存在を理解しているのは8.5%にとどまり、ほとんど理解されていない実態も浮き彫りになった。またアクロメガリーとう病気の認知度は17.1%にすぎなかった。

 アクロメガリーは、脳下垂体にできた腫瘍(しゅよう)から成長ホルモンが過剰分泌されることで起こる。手足が肥大したり、顔が変化したりするが、症状が徐々に進行し自覚しにくい。このため診断まで平均9年かかっており、潜在患者の掘り起こしが課題の一つになっている。

 意識調査の結果に対し、独立行政法人国立病院機構京都医療センターの島津章・臨床研究センター長は「血糖値をうまくコントロールできていない糖尿病患者は、二次性糖尿病の可能性も疑ってみる必要がある。アクロメガリーは希少疾病だが、患者の三分の一は糖尿病を併発し、患者全体では三分の二が血糖値に何らかの異常があることが知られている。血液検査で成長ホルモンとIGF−I(成長ホルモン様成長因子)の濃度を測定すると、おおよそ診断できる」とコメントしている。(南里秀之)

(くまにちコム「健康・医療」2007年12月13日付)

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