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| 新タイプの糖尿病治療薬 |
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欧米で新しいタイプの2型糖尿病治療薬が、相次ぎ製造販売を認められた。血糖値を下げながら、膵(すい)β細胞からインスリンを分泌させる機能を復活させるのが共通の特徴だ。
1つは米イーライリリー社の注射剤エクセナチド(商品名バイエッタ)。昨年4月の米国に続き、EU(欧州連合)が11月に承認した。
小腸から分泌され、膵β細胞からのインスリン分泌を促すペプチド「GLP―1(グルカゴン様ペプチド1)」のアナログ製剤。膵β細胞の機能回復効果や体重の減少効果がある。血糖値が高い時だけに作用するため、低血糖を起こしにくい。日本でも第2相の臨床試験が進んでいる。
もう1つは米メルク社の経口剤シタグリプチン(商品名ジャヌビア)。FDA(米国食品医薬品局)が10月に承認した。「DPP―4(ジペプチジルペプチダーゼー4)」という酵素の働きを阻害させることによって、患者自身のGLP―1の効果を持続させ、血糖をコントロールする。日本では第3相の臨床試験に入っている。
エクセナチドは1日2回、食事前に自分で皮下注射する。1回投与量が5マイクログラムと10マイクログラムの1カ月分ペン型注入器がある。主な副作用は吐き気。
シタグリプチンは1日1回、100ミリグラム投与。主な副作用は鼻詰まり、鼻水など。
2剤とも長期的な血糖コントロールの指標であるHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)値を低下させる。
欧米では、2剤とは別のGLP―1アナログ注射薬1剤と経口のDPP―4阻害薬1剤も承認申請されている。
(熊本日日新聞2006年12月6日付「夕刊メディカル」) |
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