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| 自己管理で慢性疾患と付き合う 成果上げるワークショップ |
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糖尿病などの慢性疾患を持つ人たちが病気と上手に付き合うには、患者自身が自分の病気を管理する「セルフマネジメント(自己管理)」が欠かせない。熊本市東町の県難病相談・支援センターでは、NPO法人「日本慢性疾患セルフマネジメント協会」(東京)が主催するワークショップが開かれ、成果を上げている。
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| 県難病相談・支援センターで開かれたセルフマネジメントのワークショップ=熊本市 |
8月から週1回、同センターで開かれてきたワークショップには、リウマチ、重症筋無力症の患者ら11人が参加。最終日の20日は進行役のリーダー2人を前に、「軽い運動を続けたい」「発声練習を欠かさずやりたい」などと、それぞれが3カ月から半年先の行動目標を発表した。
慢性疾患の患者に求められるセルフマネジメントのポイントは、決められた通りに薬を服用する「治療のマネジメント」、病気を抱えながら仕事や家事をする「社会生活のマネジメント」、病気であるがゆえに感じる不安や無力感と向き合う「感情のマネジメント」の3つ。
同協会の教育プログラムは、日常的な運動の取り入れ方や、正しい食事の取り方、薬の適正な使い方、悩みや疲労感への対処の仕方などを毎週2時間半、計6回かけて学ぶ。訓練を受けたリーダーが2人(うち1人は慢性疾患患者)1組で進行。「1日10分間歩く」など各自が毎回目標を設定し、翌週に達成度を報告するアクションプランも取り入れている。
米国のスタンフォード大医学部で開発され、英国やカナダ、中国など世界10カ国以上で導入。国内でも東京、大阪、埼玉など数カ所で開かれているが、九州では今のところ熊本のみの開催。
今回、熊本でのワークショップに参加した熊本市の女性(54)はリウマチを患って26年目。「病気とは自分なりにうまく付き合ってきたつもりだが、目標を立て、それを達成することで自信につながることが分かった」と笑顔を見せる。感情をうまくコントロールできるようになったという報告もあるという。
ワークショップのリーダーで、同センターの陶山えつ子所長は「悩みを抱え込まず、問題を解決できる力を身に付けてもらうのが最終目標」と話している。
熊本での2回目のワークショップは10月11日から毎週水曜日開催。受講料は3000円(参考書代込み)。問い合わせは同センター(電)096(331)0555。(本田清悟)
(熊本日日新聞2006年9月25日夕刊) |
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