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熊本大病院に指定通知書 がん診療拠点病院
厚生労働省が今年二月の制度改正で新設した「都道府県がん診療連携拠点病院」に熊本大病院が指定され、五日、県庁で指定通知書の伝達式があった。全国で十六病院が第一陣として指定され、九州では熊本大と鹿児島大病院のみ。県内全体のがん医療の質の向上などが期待される。
都道府県がん診療連携拠点病院の指定通知書を受け取る倉津純一熊本大病院長(右)=県庁
厚労省は二〇〇一年度以降、二次医療圏(保健所単位)ごとに一カ所程度の「地域がん診療連携拠点病院」の整備を推進。県内では十一ある二次医療圏のうち熊本市民病院が指定を受けている。
新設の都道府県がん診療連携拠点病院は都道府県に一カ所程度指定され、地域がん診療連携拠点病院の医師や看護師らへの研修、がん診療連携協議会の設置など都道府県単位でのがん医療の中心的機能を担う。県は四月、熊本大病院を厚労相に推薦し、八月二十四日付で指定された。
熊本大は、同病院内に六月に設置した「がん診療センター」で化学療法や放射線治療などのがん専門医を育成するほか、熊本市民病院や各地区の中核病院と近く協議会を組織し、県内がん登録データの分析や診療支援医師の派遣・調整などに乗り出す。また院内の緩和ケア体制と相談支援センターの充実、がん登録の推進なども図る。
倉津純一熊本大病院長は「地域の拠点病院と連携しながら、県全体のがん医療の質を高めていきたい」と話している。
伝達式では、岩下直昭県健康福祉部長が倉津病院長に指定通知書を手渡した。(中原克也)
(熊本日日新聞2006年9月6日付朝刊)
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