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アストラゼネカ、イレッサの製造販売を欧州医薬品審査庁に承認申請
 英アストラゼネカ社は、抗がん剤「イレッサ」(一般名ゲフィチニブ)を再発性の局所進行または転移性非小細胞肺がんの治療薬として、製造販売を欧州医薬品審査庁(EMEA)に承認申請した。

 抗がん剤治療を経験した局所進行または転移性の再発非小細胞がん患者1、466人を対象にした第3相臨床試験では、イレッサ投与群とドセタキセル投与群の全生存期間を比較した。その結果、イレッサ群はドセタキセル群に対し全生存期間で非劣性だった。またドセタキセル群よりも忍容性があり、患者の「生活の質」が有意に改善したという。

 肺がんは難治がんの代表で、他の臓器やリンパ節に転移する前に発見されると約半数の患者が5年以上生存できる。しかし、その例は少なく、進行した後の5年生存率は約15%に低下する。このため米国では肺がん検診よりも、肺がんリスクを高める喫煙防止に注力している。(南里秀之)

(くまにち「健康・医療」2008年5月28日付)

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