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独バイエル 非小細胞肺がん対象にした抗がん剤の第3相臨床試験を中止
 独バイエルヘルスケア・ファーマシューティカル社と米オニキス・ファーマシューティカル社は18日、非小細胞肺がん患者を対象にした抗がん剤「ネクサバール錠」(一般名ソラフェニブ)の第V相臨床試験を中止する、と発表した。

 この第3相臨床試験は、抗がん剤のカルボプラチン、パクリタキセル、ネクサバールの3剤併用療法とカルボプラチンとパクリタキセルの2剤併用療法について、全生存期間を主要評価項目にして比較した。

 第三者機関の効果安全性委員会が、臨床試験の中間解析を評価した結果、3剤併用群は全生存期間の延長を満たさなかった、と結論付けた。特に肺偏平上皮がんの患者グループでは、2剤併用群より生存期間が短かったという。

 ネクサバールは、細胞分裂と血管新生のそれぞれに関与する2種類のキナーゼ群に作用し、腫瘍(しゅよう)細胞増殖と腫瘍血管新生の双方を抑制する。現在、肝がんで30カ国以上、進行性腎細胞がんで60カ国以上で承認済み。

 第3相臨床試験は、北米、南米、欧州、アジア、オセアニアの非小細胞肺がん患者900人以上を対象に、140カ所以上の医療施設で実施された。患者は全身化学療法の未経験者で、偏平上皮肺がんを含め非小細胞肺がんのすべての細胞種を保有する患者を登録した。(南里秀之)

(くまにちコム「健康・医療」2008年2月25日付)

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