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バイエル薬品、ネクサバール錠を肝細胞がん適応で厚労省に追加申請
 バイエル薬品(大阪市)は、抗がん剤「ネクサバール錠」(一般名ソラフェニブ)で肝細胞がんを適応症に厚労省に対して製造販売承認を追加申請した。既に進行性腎細胞がんを適応症に承認申請していた。

 一方、欧州医薬品審査庁の欧州医薬品委員会(CHAMP)は、ネクサバール錠を肝細胞がんの治療薬として製造販売を承認するよう勧告した。この結果、年内に欧州連合(EU)での製造販売承認を得られる見通しになった。

ネクサバールは、独バイエル・ヘルスケアー社と米オニキス・ファーマシューティカル社が開発した。腫瘍(しゅよう)細胞の増殖と腫瘍の血管新生の双方を抑えるマルチキナーゼ阻害剤と呼ばれるタイプの抗がん剤の一つ。世界では既に50カ国以上で進行性腎細胞がんの治療薬として承認されている。

 日本での肝細胞がんの適応申請は、米国シカゴで6月に開かれた米国臨床腫瘍学会での第V相臨床試験の結果に基づく。試験では、ネクサバールを服用した肝細胞がんの患者群の全生存期間が、偽薬を服用した患者群と比較して44%延長したという。(南里秀之)

(くまにちコム「健康・医療」2007年10月4日付)

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