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FDA、ネクサバールの肝細胞がんへの適応拡大を優先審査へ
 米国食品医薬品局は、抗がん剤「ネクサバール錠」(一般名ソラフェニブ)の肝細胞がんへの適応拡大を優先審査すると発表した。優先審査の適用になると、申請日から6カ月以内に審査が終了する。

 ネクサバール錠は、独バイエルヘルスケアー・ファーマシューティカル社と米オニキス・ファーマシューティカル社が共同開発、腫瘍(しゅよう)細胞分裂と腫瘍血管新生の双方を抑制する働きがある。現在、世界50カ国以上が進行性腎細胞がん治療薬として承認済み。

 肝細胞がんに対する偽薬群との臨床比較試験では、ネクサバール投与群は偽薬投与群に対し44%の全生存期間の延長が認められた。有害事象は下痢と手足の皮膚反応など。

 バイエルヘルスケアー・ファーマ社の親会社のバイエル社は、欧州医薬品審査庁にも肝細胞がんへの適応拡大を承認申請した。(南里秀之)

(くまにちコム「健康・医療」2007年8月22日付)

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