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アルツハイマー型認知症治療薬の共同研究・開発でライセンス契約 アステラス製薬
 アステラス製薬(東京都中央区)は25日、米国カリフォルニア州の医薬品開発会社「コメンティス」とアルツハイマー型認知症治療薬の共同研究・開発・商業化に関するライセンス契約を結んだ、と発表した。

 アルツハイマー病の原因は解明されていないが、患者の脳内ではβ―アミロイドという異常タンパク質が増えて、老人斑と呼ばれるシミが多く存在していることから、β―アミロイドが原因の一つとみられている。

 β―アミロイドは、ベータセレクターゼと呼ばれるアミロイドの前駆タンパク質の増加に伴い増えることが分かっている。コメンティスは、このベータセレクターゼの働きを妨げる薬候補物質を研究している。

 契約締結時にアステラスはコメンティスに一時金8千万ドルを支払い、コメンティスが新規発行する株式を2千万ドルで取得。ベータセレクターゼ阻害剤や類縁化合物について、開発の進み具合に応じて最大6億6千万ドルの開発一時金を支払う。さらに商業化後の売上高に応じ一時金を支払う可能性があるという。

 一方、アステラスは全世界での独占的開発・販売権を保有。米国ではコメンティスが第V相臨床試験の開発費の一部を負担し、共同販売権を持ち、利益は両社で分配する。米国以外では、アステラスが売上高に対するロイヤリティーを払う。(南里秀之)

 (くまにち「健康・医療」2008年4月29日付)
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