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脳卒中 生活習慣改善で予防 熊本市民病院・橋本医師に聞く
 日本脳卒中協会熊本支部長の橋本洋一郎・熊本市民病院神経内科部長に、脳梗塞(こうそく)の特徴や対処の仕方を聞いた。

 橋本医師によると、市民病院、済生会熊本病院、熊本赤十字病院、国立熊本病院の4カ所で、年間約1300〜1400人の脳梗塞患者を診察している。

 「脳梗塞患者の3人に1人が心原性脳塞栓症という症状。心臓でできた血栓が脳に送られ、一気に発症するため、前触れが見られないことが多い」と橋本医師。「以前は『倒れたら体を動かさない』と言われていたが、一刻も早く救急車を呼び、専門病院で診てもらうことが一番大事」とアドバイスする。

 さらに「発症から3時間以内に来院するのは心原性の患者で6割程度。手のしびれを訴え、病院に行かず一晩様子を見ていたら、翌朝は手が動かなくなっていたというケースも。症状は軽くても早く診察を受けてほしい」と呼びかける。

 「脳卒中は予防が第一。アルコールを控えたり禁煙するなど、生活習慣を改善するのが最も効果的」と橋本医師。禁煙を1年続ければ、脳卒中にかかるリスクは半減、5年ならほとんどなくなるほど、効果が表れやすいという。(高本文明)

 (熊本日日新聞2004年3月17日付朝刊)
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