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高脂血症は脳こうそくの危険因子
 高脂血症は高血圧とは独立した脳梗塞の危険因子であることが、4万人を超える日本人を対象にした6年間の大規模臨床研究(J―LIT)で明らかになった、と日本循環器学会誌「サークレーション・ジャーナル」に掲載された。

 J―LITは、日本人の高脂血症患者約5万2000人を登録。高脂血症治療薬「リポバス」(一般名シンバスタチン)を1日5mg〜10mg投与し、高脂血症と虚血性心疾患の発生頻度を調べている。

 今回は約5万2000人のうち冠動脈疾患と脳血管疾患の患者を除く約4万1000人の脂質値と脳血管疾患(脳梗塞と脳出血)の発症率を6年間追跡調査した。その結果、血圧の高低にかかわらず血清脂質値によって脳梗塞発症に影響があることが判明、高脂血症は高血圧と独立した脳梗塞の危険因子と分かった。

 脳梗塞発症のリスクは、総コレステロール値で240mg/dl以上、悪玉コレステロール値160mg/dl以上、中性脂肪値で150mg/dl以上が有意に高かった。半面、善玉コレステロール値40mg/dl以上では発症リスクは有意に低かった。また脳出血と脂質値の因果関係は認められなかったという。

 (熊本日日新聞2005年9月14日付「夕刊メディカル」)

 
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