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iNPH(特発性正常圧水頭症) 認知度は15%
 ジョンソン・エンド・ジョンソン(東京都千代田区)の「特発性正常圧水頭症(iNPH)に関する認知度調査」によると、iNPHを知っている人はわずか15%にとどまった。

 調査は10月17日〜11月13日の間、全国の男女755人を対象にインターネットを使って実施した。その結果、「特発性正常圧水頭症診療ガイドライン」が昨年5月に発行されたものの、「以前から知っていた」という回答者は15・0%。「知らない」という回答者が84・2%と圧倒的だった。

 iNPHは、病院の「物忘れ外来」などを受診する患者の3%〜5%を占め、国内では10万人の患者がいると推定されている。原因は明かではないが、脳内の脳脊髄(せきずい)液の循環、吸収障害が主因とされ、頭蓋(ずがい)内に髄液がたまり脳室が拡大する。症状は認知症、歩行障害、尿失禁など。

 調査では、iNPHの詳しい情報を得たい際は、41・6%が「情報検索サイトで片っ端からチェックする」と回答。「医療健康サイトで調べる」「病気を扱う専門サイトで調べる」も約40%に達し、ウェブサイトから情報収集する傾向が強い。

 iNPHの治療は、バルブなどを使って髄液を脳外に流す髄液シャント術が一般的。歩行障害ならほぼ9割の人が改善するという。

 (熊本日日新聞2005年12月28日付「夕刊メディカル」)

 
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