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花粉の飛散、熊本市は例年の6割程度 今春見込み 発症者、減るとは限らず
今年の春にスギとヒノキの花粉が飛ぶ量は、全国的に例年の3割から8割程度に減り、飛び始める時期も例年よりも10日程度遅れる見通しとなりそうです。熊本市の場合は、例年に比べ6割程度で、観測史上最大の飛散量だった昨シーズンに比べると、2割程度にとどまる見込みです。
風にあおられ飛散するスギ花粉=美里町の緑川右岸(2005年3月撮影)
これは、環境省が25日、最終的な予測を発表したもので、花粉の飛ぶ量が減ると予測したのは、昨年7月の気温や日照時間が平年を上回った影響で、雄花の数が例年より少ないことが分かったためです。
ただし、観測史上、最も多くの花粉が飛んだ昨年春に、多量の花粉を取り込んで、体が過敏になった人は、わずかな量でも花粉症を発症する恐れがあると予想されていて、環境省は「直ちに患者数の減少につながるとは限らない」と注意を呼び掛けています。
過去10年のデータを平均した例年の量と比較すると、東北では6割、関東甲信越では3割、東海北陸では8割、近畿、中国、四国、九州では4〜6割程度。
環境省は、1月に入っても低温傾向が持続していることから、スギ花粉が飛び始める時期も例年よりも10日程度遅れる見通しとしています。2月10日ごろに九州、四国など関東以西の太平洋岸でスギが開花し、徐々に北上するとみています。(高本文明)
(くまにちコム「健康・医療」2006年1月26日付)
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