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EC、アレルギー性鼻炎治療薬を承認、季節性目の症状にも効果
 EC(欧州委員会)は、花粉症などアレルギー性鼻炎治療薬「アバミス」(一般名フルチカゾンフランカルボン酸エステル)のEU27カ国での製造販売を承認した。鼻噴霧用のステロイド配合剤で、季節性アレルギー性鼻炎に伴う目の症状も改善するという。

 ECに提出された第V臨床試験では、季節性と通年性のアレルギー性鼻炎の12歳以上の患者1、829人が参加。アバミス投与群と偽薬群に分類し比較した結果、アバミス投与群は鼻詰まり、くしゃみ、鼻のかゆみ、鼻水といったアレルギー症状が著しく改善された。さらに季節性アレルギー(スギ・ヒノキ花粉による花粉症など)に伴う目の充血やかゆみ、痛み、涙目など目の症状も改善がみられた。

 噴霧用のステロイド配合剤で鼻と目双方のアレルギー症状の改善が確認されたのは初めてという。 

 主な副作用は頭痛、鼻出血、鼻腔(びくう)の痛みなどが報告されている。

12歳以上の患者が使用する場合は、110マイクログラム(左右の鼻腔に各2噴霧)を1日1回投与。症状の安定後は55マイクログラム(左右の鼻腔に各1噴霧)に減らすことも可能。

 6歳以上〜11歳以下の患者には、1日1回55マイクロ・の投与が原則だが、十分な効果がない場合は110マイクログラムを1日1回投与し、症状が安定したら55マイクログラムに減量する。

アバミスは英グラクソスミスクラスン社が開発した。07年4月、米国が世界で初めて承認。日本では06年8月に承認申請され審査中。(南里秀之)

(くまにちコム「健康・医療」2008年2月12日付)
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