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体にいい「衣食住」を提案 熊本市中唐人町
 野菜、生活雑貨、レストラン、建材などオーガニックの専門店が集まったショッピングモールが3月18日、熊本市中唐人町にオープンする。体に良い「衣食住」をトータルで提案するという新しい形の店で、九州では初めて。全国でも珍しいという。一足先に築120年の古民家を利用した店を訪ねた。

 ショッピングモールは、「ナチュラル&ハーモニック・ピュアリィ」。無機、有機を問わず一切肥料を使わずに育てた無肥料野菜などの食料品をはじめ、添加物を使わない洗剤や化粧品といった生活雑貨、麻素材の子ども服、レストラン、自然素材の建材など約10社がテナントとして入る。

 地下1階、地上2階で延べ床面積は約330平方メートル。内装や家具にも化学物質を使わないなどこだわっている。

 生活雑貨を扱う「エコショップセオ」は、シャンプーや洗濯洗剤など日用品から基礎化粧品、メーク用品など約100点を並べる。無農薬の綿花で作った「オーガニックコットン」のタオルもある。

 建築ブースには、設計会社やインテリアデザイン会社など5社が共同出店。自然素材から作った塗料や断熱材などの材料を展示する。週末には、外装や内装のクロスなどに自然素材を利用した住宅の相談も受ける。

 同モールの代表の反後人美さん(43)は、子どものアレルギーに悩み、長い間食品や住まいなどについて考えてきたという。2年前、神奈川県横浜市にオーガニックモールがあることを知り、訪れた。

 「オーガニックは衣、食、住のトータルで考えなければ効果がないことが分かった。この考え方を熊本でも提案したくて、モールをつくろうと思った」という。

 反後さんを支援し、横浜市の同モールに続いて、熊本市のモールにも野菜を卸す「ナチュラル・ハーモニー」(東京都)代表の河名秀郎さん(46)は「肥料を使わない野菜は自然に自分で養分をとってくる。育つのに時間がかかるが味はすごく濃い。熊本の生産者にも私たちの思いを伝えたい」と意気込む。

 ここではさまざまな角度からオーガニック体験ができそうだ。(飛松佐和子)

 ★ナチュラル&ハーモニック・ピュアリィ 熊本市中唐人町15。問い合わせは、かねくら株式会社内開業準備室(電)096(354)6141。

 (熊本日日新聞2005年3月7日付夕刊)

 
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