
住民投票告示で広報車駆け回る 植木町と西合志町
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| 不在者投票に訪れた町民=13日、西合志町役場
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熊本市との合併協議会(法定協)設置の是非を問う住民投票が十三日、鹿本郡植木町と菊池郡西合志町で告示され、両町では広報車が駆け回るなど、それぞれ賛成、反対両派による本格論戦がスタートした。
植木町では同日午後、「熊本市との合併期成会」が舞尾の公民館で約百三十人を集め総決起集会を開いた。池部清子代表(81)が「投票までの十日間は、運動の集大成のとき。負けられない」と決意表明。駆け付けた熊本市議が同市との合併メリットを力説した。
「熊本市との合併は百害あって一利なし。絶対、反対投票」。「植木町を愛する会」は広報車で呼びかけながら終日、田底校区を巡った。公民館などの要所では、のぼりを立てて街頭演説。松村鎮雄会長(72)が「植木町の歴史や文化を子孫に残そう」と訴えた。宮原では富田元利町長もマイクを握った。
一方の西合志町。反対派の「三町合併をすすめる会」は、午後に入り須屋地区を重点に広報車を走らせた。杉村継治会長(62)が「サービスや財政状況の違いをしっかり理解して、適切な判断を」と強調。主張が伝わりにくいとして運動期間中だけ、「熊本市への吸収合併に反対する会」との名称を使うことを決めた。
「熊本市との合併を推進する会」は広報車やチラシを準備中。同日午後からは目立った活動はなかった。町役場での不在者投票には早速、住民が来場。家族五人が全員、熊本市内に勤めている女性(53)は「生活のすべてが市民の感覚。合併に違和感はない」と話していた。
熊本日日新聞2003年3月14日朝刊
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