城北高生が健康チェックに一役 山鹿市・さくら湯で血圧測定

熊本日日新聞 2024年6月10日 21:06
入浴客の血圧を測定する城北高看護科の生徒たち=7日、山鹿市
入浴客の血圧を測定する城北高看護科の生徒たち=7日、山鹿市

 山鹿市の城北高看護科の生徒が7日、市内の温泉施設「さくら湯」で入浴客の血圧を測定し、日々の健康チェックに一役買った。看護技術やコミュニケーション能力の向上につなげようと初めて企画。12月まで全9回を予定し、3年生35人が交代で参加する。

 初回は入浴客が行き交う待合所で、6人が慣れた手つきで血圧を測定。「上の数値が少し高いですね」などと結果を伝え、脱水症予防の手づくりの資料を手渡した。さくら湯を毎日利用するという近くの松本澄代さん(65)は「家にも血圧計があるけれど、なかなか使わない。こうした機会はありがたい」と歓迎した。

 3年生は9月から看護援助の実習が始まる。原口心花さん(17)と村上さくらさん(18)は「患者さんへの声かけが上手にできるよう、今回の経験を生かしたい」と話した。(本田清悟)

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
医療・健康