環境相、発言遮断で「懇談多く」 水俣病解決で省内体制強化
水俣病被害者の発言遮断問題に関し、伊藤信太郎環境相は10日、閣議後記者会見で「水俣病関係団体との信頼関係を高めるため、大臣をはじめとして副大臣、政務官らの各レベルで現地を訪問して懇談する機会を多くつくりたい」と述べた。来年5月1日の犠牲者慰霊式を待たずに対話の場を設ける意向を示した。
伊藤氏は「水俣病の解決に向けて取り組みを加速するよう指示した」として、水俣病専属の審議官を新たに設けることや、担当部署である特殊疾病対策室の人員を増やすとした。
水俣病の患者・被害者団体のマイクが切られ発言が遮断された今年5月1日の懇談について、伊藤氏は改めて場を設定する方針を示している。
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