環境相、発言遮断で「懇談多く」 水俣病解決で省内体制強化

共同通信 2024年5月10日 10:20
 閣議後に記者会見する伊藤環境相=10日午前、国会
 閣議後に記者会見する伊藤環境相=10日午前、国会

 水俣病被害者の発言遮断問題に関し、伊藤信太郎環境相は10日、閣議後記者会見で「水俣病関係団体との信頼関係を高めるため、大臣をはじめとして副大臣、政務官らの各レベルで現地を訪問して懇談する機会を多くつくりたい」と述べた。来年5月1日の犠牲者慰霊式を待たずに対話の場を設ける意向を示した。

 伊藤氏は「水俣病の解決に向けて取り組みを加速するよう指示した」として、水俣病専属の審議官を新たに設けることや、担当部署である特殊疾病対策室の人員を増やすとした。

 水俣病の患者・被害者団体のマイクが切られ発言が遮断された今年5月1日の懇談について、伊藤氏は改めて場を設定する方針を示している。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「政治」記事一覧