経済安保法案、10日にも成立 参院内閣委、採決で合意

共同通信 2024年5月9日 10:57
 国会議事堂
 国会議事堂

 与野党は9日の参院内閣委員会理事会で、機密情報の保全対象を経済安全保障分野に広げる新法案「重要経済安保情報保護・活用法案」を同日午後に採決することで合意した。可決されれば、10日に開かれる本会議で成立する見通し。国が身辺調査で信頼性を認めた人のみが情報を取り扱う「セキュリティー・クリアランス(適性評価)」制度の導入が柱で、漏えいには拘禁刑や罰金を科す。

 新法案では、漏えいすると国の安保に支障を与える可能性があるものを「重要経済安保情報」に指定する。より機密性が高い情報は「特定秘密保護法」の運用拡大で対応。新法案と合わせ二段構えで秘密保護法制を強化する。懸念する声が根強い。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「政治」記事一覧