半数が避難判断の基準なし 能登地震、帰省や旅行者
東北大災害科学国際研究所と民間調査会社「サーベイリサーチセンター」は、能登半島地震発生の当日に帰省や旅行で新潟、富山、石川の3県に滞在していた966人に実施したアンケートの結果を発表した。約半数が、外出先でどのような状況になったら避難するかについて「特に決めていなかった」と回答したことが分かった。
東北大の佐藤翔輔准教授は、適切な避難行動にはハザードマップの確認や自治体の交流サイト(SNS)登録などが重要として「地域の情報を得る手段を確保しておくことが大事だ」と話した。
調査は3月21~27日、東京と名古屋、大阪両市の20代以上の男女にインターネットで実施した。
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