調書送達の報告書を偽造 大阪高裁、書記官を減給処分
大阪高裁は7日、民事訴訟の口頭弁論調書の送達に関する報告書を偽造したとして、民事部所属の50代男性書記官を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にした。
高裁によると、書記官は大阪地裁に所属していた2017年1~2月、被告の勤務先に送達するはずだった調書を誤って自宅に送り、不在扱いで返送されたことを当時の部下から相談を受けた。書記官は上司に報告せず自費で調書を勤務先に郵送した上で、当初の予定通り書留郵便で調書を送達したと偽った報告書を作成した。
今年3月、使用しなかった切手を別の職員が発見し不正が発覚。岩井一真大阪高裁事務局長は「職員への指導を十分に行いたい」とコメントした。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「社会」記事一覧-
洗濯機で3歳女児回した疑い 母親の交際相手逮捕、茨城
共同通信 -
「子どもに液体」4歳男児搬送 大阪のイベントで腕やけど、捜査
共同通信 -
自治体版こども大綱へ政府が指針 貧困や虐待対策を柱に
共同通信 -
BtoB「カスハラ」経験36% 立場利用も横行、法整備求める声
共同通信 -
水田に「がんばろう能登」 看板設置「農家魂消えず」
共同通信 -
広島サミット記念館が開館 「思い起こすきっかけに」
共同通信 -
広告収入狙いSNSで動画配信か つばさの党、落選運動ビジネスに
共同通信 -
夫婦殺害の疑いで指示役再逮捕 「実行役を探せと言われた」
共同通信 -
子どもに液体」と通報、男児やけどで搬送
共同通信 -
洗濯機で女児回した傷害疑い、男逮捕
共同通信