AI投資、首位米国10兆円 12位日本の100倍、23年

共同通信 2024年5月7日 16:45
 「人工知能(AI)」と表示されたイメージ写真(ロイター=共同)
 「人工知能(AI)」と表示されたイメージ写真(ロイター=共同)

 人工知能(AI)に対する2023年の各国の民間投資額で、米国が672億2千万ドル(約10兆円)と首位だったことが7日、米スタンフォード大の推計で分かった。6億8千万ドルで12位にとどまった日本のほぼ100倍に達する。2位の中国は77億6千万ドル、3位英国は37億8千万ドルで、日本は大きく後れを取っている。

 4位はドイツ(19億1千万ドル)、5位はスウェーデン(18億9千万ドル)だった。韓国とインドは9位でともに13億9千万ドル、シンガポールが11位の11億4千万ドルと、日本の投資額はアジアでも見劣りした。

 米国はデータを学習する仕組み「AIモデル」も23年に計61と最も多く生み出した。欧州連合(EU)の21、中国の15を大幅に上回った。日本は同大が公表した国別の上位10カ国までに入らなかった。10位はエジプトの2だった。

 一方、AIに関して22年に成立した特許件数では、中国が全体の61・1%を占めた。米国は20・9%だった。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「経済」記事一覧