富山県の人口100万人割れ 76年ぶり、少子化や流出要因

共同通信 2024年5月1日 17:11

 富山県は1日、4月1日時点の推計人口が99万9476人で、1948年以来76年ぶりに100万人を割り込んだと明らかにした。少子化や若い女性の県外流出が要因で、近年は毎年約1万人のペースで減少していた。県は若年層向けの雇用創出や関係人口の増加に力を入れる考えだ。

 新田八朗知事は県庁で記者団に「減少を抑制する取り組みとともに、人口が減っても社会機能が維持できるように対策を考えていく」と述べた。

 富山県の人口は、1998年の約113万人をピークに減少が続いていた。国立社会保障・人口問題研究所が、20年国勢調査の結果を基に算出した推計では、2050年には約76万人にまで減るとしていた。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧