福建省住民の台湾観光再開へ 中国、頼政権けん制か
【北京共同】中国文化観光省の饒権次官は28日、台湾最大野党、国民党の立法委員(国会議員)の訪問団と北京で会談し、福建省住民による観光目的での台湾への渡航を再開すると表明した。中央テレビが報じた。対中融和路線の国民党を取り込み、5月に発足する民主進歩党(民進党)の頼清徳新政権をけん制する狙いとみられる。
会談で饒氏は、訪問団を率いる国民党の立法委員団トップ、傅コンキ氏らに対し、台湾の離島、馬祖島への福建省住民の旅行を再び始めると強調。同省福州市平潭と台湾を結ぶフェリーの運航を再稼働させた後、台湾への団体旅行を再開するとの意向を示した。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「国際」記事一覧-
ガザ側死者、3万5千人超える 1万人以上の遺体、がれきの下か
共同通信 -
国境周辺から4000人超避難 ロシア、兵力の分散狙いか
共同通信 -
ガザの死者3万5千人超える
共同通信 -
豪雨で土石流、28人死亡 インドネシア、火山灰住宅に
共同通信 -
遺族、当局監視下で慰霊 中国・四川大地震から16年
共同通信 -
エベレスト、29回登頂成功 ネパール人ガイドが記録更新
共同通信 -
プーチン氏側近の息子を副首相に ロシア首相、新内閣を提案
共同通信 -
ウクライナ東部7集落で戦闘継続 部隊増派とゼレンスキー氏
共同通信 -
米、機密情報共有も ラファ本格侵攻自制なら
共同通信 -
アフガン洪水300人死亡 北部で大雨
共同通信