柏崎刈羽の燃料装填完了 東電、冷却装置など確認へ
東京電力は26日、新潟県の柏崎刈羽原発7号機の原子炉に核燃料計872体を装填する作業を完了したと発表した。今後は約1カ月半かけて、緊急炉心冷却装置の機能に問題がないかどうかや、原子炉圧力容器と格納容器が密閉されていることなどを確認する。
確認終了後は、原子炉の起動を抑えている制御棒を引き抜けば運転が始まる。引き抜きには原子力規制委員会の承認が必要。東電はそれまでに再稼働への地元同意を得たい考えだが、花角英世知事は慎重な姿勢を崩しておらず、再稼働時期は見通せていない。
装填は規制委の承認を得て15日から実施。途中、監視装置や制御棒の電源ブレーカーで不具合が続き、2回中断した。
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