長期運転へ点検強化を提言 IAEA、美浜3号の調査終了

共同通信 2024年4月25日 18:52
 関西電力美浜原発構内を視察するIAEAチームのメンバー=17日、福井県美浜町(関西電力提供)
 関西電力美浜原発構内を視察するIAEAチームのメンバー=17日、福井県美浜町(関西電力提供)

 原発の長期運転を支援する国際原子力機関(IAEA)のプログラム「SALTO」のチームが25日、40年を超えて営業運転している関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)の安全性を評価する調査を終えた。チームは「大半はIAEAの安全基準を満たしている」とし、長期運転のための点検や改善工事のさらなる実施を提言した。

 関電によると、IAEAの原子力安全担当官でチームリーダーのマルティン・マルチェナ氏が非公開の会合で講評し、これまで設備ごとに個別に行ってきた経年劣化管理を体系化して包括的に整理するよう提案。2年後をめどに、関電の対応状況を再調査する。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧