北陸電に志賀原発の廃炉議案提出 市民団体、株主総会で採決へ

共同通信 2024年4月25日 19:18
 北陸電力本店を訪れ、担当者(左)に議案を手渡す市民団体のメンバーら=25日午後、富山市
 北陸電力本店を訪れ、担当者(左)に議案を手渡す市民団体のメンバーら=25日午後、富山市

 北陸電力の株主で脱原発を目指す市民団体のメンバーが25日、富山市の北陸電力本店を訪れ、能登半島地震で被害の出た志賀原発(石川県志賀町)の廃炉などを求める6議案を提出した。毎年6月に開かれる定時株主総会で採決される見通し。

 議案では、能登半島地震で一部施設が損傷したことなどを受け、同社が再稼働を目指す志賀原発の廃炉を要望。地震後の被害に関し、発表訂正が相次いだことを踏まえ、同社の情報開示体制を見直すことなども求めている。

 市民団体は富山、石川、福井3県に住む株主で構成。事務局の和田広治さん(71)は「原発をやめて、地域の人のための会社に立ち戻ってほしい」と訴えた。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧