戦時中の暮らし「心が痛い」 <ぷれすけおすすめ>

太平洋戦争中の特攻基地「大浜飛行場」跡(玉名市)飛行服、もんぺ…小中学生が体験
熊本日日新聞 2024年4月26日 17:00
特攻隊員が着ていた飛行帽とマフラーを試しに着てみる参加者(中央)。左右はそれぞれ当時の練習機のタイヤ、プロペラを手にする子どもたち。中央奥は髙谷和生さん=玉名市天水町の法光寺
特攻隊員が着ていた飛行帽とマフラーを試しに着てみる参加者(中央)。左右はそれぞれ当時の練習機のタイヤ、プロペラを手にする子どもたち。中央奥は髙谷和生さん=玉名市天水町の法光寺

 たいへいようせんそうまっばくだんけたこうてきたいたりするとっこうたいおおはまこうじょう」がたまにありました。3がつげんへいこうがあり、もとどもらはとっこうたいにまつわるしなものかんされているおてらや、とうせつあとけんがくしてまわりました。

 おおはまこうじょうは1944(しょう19)ねんりくぐんのりくみいんこうそうじゅうおしえるため、いまたまおおはままちなどのいったいつくりました。45ねん5がつからはとっこうちゅうけいとなり、そのだい90.91しんたい」のたいいん24にんちかくのほうこう宿しゅくはく。8がつ14にちどうめいれいけますが、たいのまま15にちしゅうせんむかえています。

特攻隊員が出撃前に決意を寄せ書きした日の丸の旗を前に、法光寺の野田顕龍住職(右端)の話を聞く子どもたち=玉名市天水町
特攻隊員が出撃前に決意を寄せ書きした日の丸の旗を前に、法光寺の野田顕龍住職(右端)の話を聞く子どもたち=玉名市天水町

 このこうにはしょうちゅうがくせい21にんさんたいいんのこしたしなものかんされているほうこうたずね、たいいんこうふくたり、れんしゅうのプロペラをじっさいさわったりしました。どうめいれいけたたいいんかくしてけつきしたまるはたせてもらいました。

 くまもとせんそうせきぶんさんネットワークのたかたにかずさん(69)は「とっこうたいいんたちは、みなさんとおなちゅうがっこうねんれいごろからくんれんはじめていました」などとせつめいしました。

戦時中に人々が着たもんぺやヘルメットを試着する参加者(右から2人目)=玉名市天水町の法光寺
戦時中に人々が着たもんぺやヘルメットを試着する参加者(右から2人目)=玉名市天水町の法光寺

 とうひとたちがていたもんぺや、ぶっそくなかつくられたかみせいのヘルメットもにつけて、「これで(いのちを)まもれたの?」とふしぎそうにしつもんするも。へいたいせんしゃえがかれたどもけぬりにしたいわしたそうしんさん(9)=おおひがししょう=は「どもがたのしむものまでせんそうのことでいっぱい。こころいたいとかんじた」。

 おおはまこうじょうがあったしょのこかくのうあとなどもけんがくたかたにさんは「ウクライナやガザでは、いまおおくのひとせんくるしんでいます。さんせんそうつめあとがみなさんのぢかいまのこっていることをぜひってください」とはなしています。(ばんてつ


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